【ORAS全国ダブル】リザノオーWメガスイッチ【ジャパンカップ2015使用構築】
【前書き】
ジャパンカップ2015マスターカテゴリーにて最終レート1795で26位、日本代表決定大会出場を果たした構築。
【構築紹介】
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
リザードン | 熱風 | 火炎放射 | ソーラービーム | 守る | 猛火 | リザードンナイトY |
霊獣ランドロス | 地震 | 岩雪崩 | 馬鹿力 | 蜻蛉返り | 威嚇 | 拘りスカーフ |
クレセリア | サイコキネシス | 冷凍ビーム | 目覚めるパワー地面 | トリックルーム | 浮遊 | オボンの実 |
ヒードラン | 熱風 | オーバーヒート | 大地の力 | 守る | 貰い火 | シュカの実 |
ユキノオー | 吹雪 | ウッドハンマー | 氷の礫 | 守る | 雪降らし | ユキノオナイト |
ドサイドン | 地震 | 岩雪崩 | ドイルライナー | 守る | ハードロック | 弱点保険 |
【構築の経緯】
ジャパンカップは試合数が多いため、全体技でイージーウィンができる+使い慣れてるパーティがいいと思っていたので高火力の全体技が使えるかつ、XY時から一番使っているメガ進化枠であるメガリザードンYから構築をスタート。それに、メガガルーラがやはり一番のメガ進化枠として採用され、それに対してのメタであるモロバレルやギルガルドの採用が増えるだろうと予測したのも一つの理由である。メガリザードンYを使うにあたって一番嫌なのが拘りスカーフを持った霊獣ランドロスの岩雪崩である。それを回避するために素早さ関係を逆転する技であるトリックルームを持つクレセリアをまず採用。霊獣ランドロスは言うまでもない。次に、当時メガリザードンY入りの構築には拘りスカーフを持ったヒードランが多く採用されており、流行に乗って自分も使ってみたが有名すぎて殆ど読まれてしまっていた。そこで試験的に、霊獣ランドロスの前で強きに動くことができたり、パーティ上重くなるヒードランにミラーで勝てるようになるシュカの実を採用したところこれが見事にハマった。最後に、自分は拘りスカーフを持つニョロトノを考慮すると正直メガリザードンYが全く雨パーティに強いと思っておらず、パーティ全体で水の通りがいいためどのように雨パーティを対策しようかと悩んでいた。ある日、ダブルレートで自分が雨パーティを使っている際に、リザドランと当たったのだが、そのパーティにはメガユキノオーが採用されていた。見事雨パーティがメガユキノオーに蹂躙されてしまい、そこでメガユキノオーの対雨パーティへの圧倒的強さを認識し自分もメガユキノオーの採用を決意。コンセプトである高火力の全体技を使うことができることもポイントである。
【個別紹介】
猛火 控えめ
熱風 火炎放射 ソーラービーム 守る
・陽気メガガルーラの捨身タックルを確定耐え
・C=11n
・最速60族抜き
185(252)-X-116(140)-152(84)-105(4)-124(28) メガ進化前
185(252)-X-116(140)-209(84)-136(4)-124(28) メガ進化後
本構築の第一のメガ進化枠。ヒードランで完全に止まる技構成だが、このパーティのヒードランはシュカの実を持っている、クレセリアには目覚めるパワー地面を採用しているので大丈夫だと判断した。それにパーティ上、全体技を使うポケモンが多いのでワイドガードを持つギルガルドを安定して処理するために火炎放射を優先したかった。
霊獣ランドロス@拘りスカーフ
威嚇 意地っ張り
地震 岩雪崩 馬鹿力 蜻蛉返り
165(4)-216(252)-110-X-100-143(252)
威嚇要員。単体で見てもリザードンやユキノオーとの攻撃範囲を補完してくれる外す理由が見当たらないポケモン。テンプレなので他に言うことは特になし。
クレセリア@オボンの実
浮遊 生意気
サイコキネシス 冷凍ビーム 目覚めるパワー地面 トリックルーム
222(212)-X-143(20)-119(192)-176(80)-81
・H=16n-2
・冷凍ビームで無振り霊獣ランドロスを超高乱数一発
・D=11n
S操作要員。リザードンが苦手な霊獣ランドロスに強いのもグッド。クレセリアを身代わりの起点にしてこようとしてくるヒードランを許さない地雷構成。それ以外はテンプレなので言うことなし。
ヒードラン@シュカの実
控えめ 貰い火
熱風 オーバーヒート 大地の力 守る
191(196)-X-134(60)-200(252)-126-97
・H=16n-1
イージーウィンを狙うために採用。リザードンと並べて半減が並んでようとも晴れ熱風連打。基本的に雑に動かし、相手にダメージを蓄積させていく。シュカの実を持っているため霊獣ランドロスの前でも強きに動かす。 控えめだが素早さに全く振っていない理由として、トリル下で多くのポケモンの上を取りたいながらも通常時ではできるだけギルガルドより先に行動したいため。オーバーヒート採用の理由はリザードンを選出しない際にギルガルドを早急に処理したいから。それに晴れオバヒは等倍で入るポケモンの多くを処理することができる。
ユキノオー@ユキノオナイト
雪降らし 冷静
吹雪 ウッドハンマー 氷の礫 守る
197(252)-113(4)-95-157(252)-105-58 メガ進化前
197(252)-153(4)-125-202(252)-125-31 メガ進化後
本構築の第2のメガ進化枠。最初は雨パメタのためだけに入れたつもりだったが、現環境は本当に氷の通りがいいので、相手のスタンダードな構築にも積極的に出していた。約3〜4割くらい。特殊草技ではなくウッドハンマーの理由は一定数環境に存在する突撃チョッキを持ったマリルリがキツかったので。
ドサイドン@弱点保険
ハードロック 勇敢
地震 岩雪崩 ドリルライナー 守る
221(244)-198(156)-150-X-89(108)-40
・A=11n
完全に失敗した枠。選出がリザランドクレセドランorリザをユキノオーに変える形が基本的で、トリル下で欲しい地面の技範囲をヒードランとクレセリアが持っているので全く選出しなかった。この構築は耐久水が重いのでそれを削る電気ポケモン、例えば、命の珠を持った化身ボルトロス、を採用すべきだった。
【まとめ】
クレセリア以外、全体技を持ったポケモンで構成されているため、使ってて非常に気持ちのいい構築です。特に、トリル下でリザードンとヒードランが並んだ時には脳汁が出ます。
しかし、ジャパンカップを抜けることのできた構築でしたが正直この構築の完成度は高くはないです。なぜなら耐久水が本当に重たい。特にミロカロス入りには初手降参したいほど勝てないです。なので今使うなら、ドサイドンの項でも述べた通り、ドサイドンの枠に命の珠を持った化身ボルトロスを採用した方がいいと思います。
今更の更新でしたが、ここまで読んで下さってありがとうございました。